マルシチ物語

大鰐温泉は開湯800年以上の歴史があり、江戸時代には津軽藩の歴代藩主も湯治場として訪れ、長く津軽地方の人々に愛されてきました。
マルシチ津軽味噌醬油株式会社は、明治43年(1910年)青森県大鰐町で7人から始まりました。
昔ながらの温泉醸造という製法で、津軽味噌をつくり続けています。

マルシチの温泉醸造 津軽味噌

温泉味噌はこの扉の向こうで造られる。開業当時のまま大切に使用されてきた温醸室は、温度・湿度とも味噌造りに最適な、やさしい温かさで満ちている。

コンクリート槽の周りにはパイプが張りめぐらされている。中を通る温泉が部屋を温め、味噌はまろやかに熟成される。

温醸室の槽は一部屋に六つ。上階で蒸し上げられた味噌の原料は、米糀と交わりながら木製の樋でコンクリート槽に流し込まれる。

源泉から直接引き込み部屋を温めてきた温泉水は、役目を終えて貯水槽に集まり大鰐の地に返される。

室内は温泉熱により常に20度前後に保たれている。

一個20kgのコンクリートブロックを敷きつめ、味噌が熟成されるのを待つ。

マルシチ津軽味噌には高熱乳酸菌「バチルス・サーモフィラス・アシヂ・オオワニ」が生きています。

マルシチ外観

大鰐温泉・ 町の風景

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